梅田椎茸園で行っているしいたけの原木栽培の作業工程をご紹介します。
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1
伐採・食菌
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2
仮伏せ
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3
本伏せ
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4
浸水
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5
収穫
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6
休養
作業の流れ
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1伐採・植菌
秋〜春(11月〜2・3月)頃にナラ・クヌギといった木を伐採。
長さを切り揃えた原木に、穴をあけて菌を植え付け、蝋で蓋をします。
梅田椎茸園では、機械化による原木への穴あけ、植菌、封蝋(ふた)の自動化で、年間1万本を超える植菌に対応しています。 -
2仮伏せ
1・2ヶ月間、ビニールやすだれをかけ、適度に散水しながら保温、保湿します。
ホダ木を仮伏せすることで、菌が木を侵食しやすくします。
※ホダ木とは、シイタケ菌を植菌した原木のことです。 -
3本伏せ
4〜5月になったら、ホダ木を林内に移動させます。ホダ木の中に菌をまわすために、しいたけの好む環境に伏込むのです。
天地返し(ホダ木の上下・裏表を交換する作業)を行い、菌がホダ木に満べんなくいき渡るようにしていきます。菌が徐々にまわっていく様子です。
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4浸水
菌が十分にまわったホダ木は、刺激を与え冷水に浸します。
その刺激によって椎茸が発生します。 -
5収穫
山あるいは屋内にホダ木を伏せかけると、10日前後で椎茸が収穫できるまでに成長します。
ここまで成長したら収穫です。
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6休養
しいたけを収穫した後のホダ木は、山の中で休ませます。次の発生(しいたけの芽生え)に備え、栄養を蓄えるためです。
また、収穫と休養を繰り返すことで、ホダ木からたくさんのしいたけを収穫することができます。